Darastic Days 4

日々是落日 ver.4

Stさん宅ゲーム会20110420

  • 今日は4人で「ペルガモン」と「モンスター」を。1プレイ目だがどちらも中々に良好。
  • モンスターにおける鴉氏の損引きっぷりはもはや芸術。
  • 以下、いつもはそのままゲームの感想を入れるが今回は別立てにしてみる。

[ゲーム]ペルガモン(Pergamon)

  • 発掘と美術館展示をモチーフにした、ドーラによるコレクション系ゲーム。
  • 毎ラウンド手番の順番決め(位置競り)をトラックにコマを置いて行うが、若い手番だと掘るための資金が得られず、遅いと掘りたいものが無くなってたり支給金が無くなってたり。*1
    • 遅手番だと得られる額が上がったり余った金を総取りできるが、手番決定後に額が公開される支給金(傾向ありのややランダム)は手番が早い人から貰っていくので自分の番には余ってない場合もあり。
    • 位置によって掘ることができる深さも変動する辺りがさらに悩ましい。
  • 得点は掘ったものをグルーピング(絵柄が連結しないとだめ)し、展示するとその価値で得点が得られる。
    • 価値が低い展示だと後からもっと価値がある展示がなされるたび1ランクずつ展示価値が下がる。
    • 中間決算はゲーム中盤から短いスパンで発生するので、中盤までに価値15以上(できれば4〜5点貰える価値の物)を展示しないと追いつけないので注意
    • 展示するたび1点固定で入るが、低い価値をどんどん出して回していくゲームではなさげ。
      • 「賽は投げられた(Alea Iacta Est)」のようなランダム得点を引くメカニズムがあっても良かったが、それでは運の要素が強すぎるのだろう。個人的には1〜2点の振れが非公開であっても良かったが。
  • 発掘品の銃以外、公開情報が多いのでゲームはシンプルだが結構重め。いろいろな面でよくできている。

[ゲーム]モンスター(Monsta)

  • カードを集めて、同じ数字のカードを書いてある数字の枚数分出したらその数字を得点に変換できるコレクション系のカードゲーム。
    • 最大7点、累積15点で勝利。
  • 手番には(可能であれば)得点できるカードセットのプレイを行い、その後必ず競り用のカードを1枚プレイする。
    • この1枚と山札からの1枚に対し、他の人はそのカードが欲しければ裏向きでカードを好きな枚数だけ出す(順番なし/上げ有り/同数可)
    • そして1番多く出した人(同枚数が複数人いれば手番プレイヤーが選択)と手番プレイヤーが今出しているカードを交換し、手番が今競り落した人に移る。
      • つまり競り落とさないと手番が来ない=得点できない、という仕組みになっている。
    • 競り落とせなかった人のカードはそのまま次の競りまで残る(競りで勝つまでずっと残る)ため、次回の競りではちょっと優位になる。
      • でも次回の競りの時、欲しいカードが無かったりしても交換させられるハメになることが正直多い。
  • ライトな競り要素(競り風味)をうまく絡めたテンポの良い良作。さすがは小箱のAmigo。大箱での外しっぷりとは正反対。
  • 個人的にボーナンザっぽさを僅かに感じた。もちろん交渉も手札規制も無いのだけれど。

*1:選択ルールでは前のラウンドで手番が遅かった人から順番に位置の選択権が得られる。オススメ。